「捨てる」&「保存する」

ノマドワーカーでもライフハックでも何でもいいんだけど、身軽に暮らすにはやっぱり物を捨てることだと思い、去年夏の引っ越しを機に、徹底的に物を捨てていった。(作業は今も継続中)


具体的に何をしたかというと、下記の通り。

いるかいらないかわからない物はすぐに捨てる。

・長い間タンスにしまってあって、もう着る見込みがない服も捨てる。

思い出の品は、デジカメで写真撮って、捨てる。

写真は、ScanSnapでデジタル化して捨てる。

書類関係や説明書、冊子なども、ScanSnapでデジタル化して捨てる。

手紙や年賀状等も、ScanSnapでデジタル化して捨てる。

音楽CDはハードディスクに曲を保存し、ジャケットはScanSnapでデジタル化して捨てる。

書籍や漫画、雑誌は、一部を自分で断裁してScanSnapでデジタル化して捨てる。残りの本も随時デジタル化、あとはスキャン代行業者に送ってしまう。


捨てるというのは、いささかの寂しさを伴うものだと思っていたけど、やってみるとそうでもないことに気づいた。ScanSnapなどのデジタル機器のおかげで、作業自体が、捨てるというよりも、「保存する」という意味合いが強いからだと思う。(ScanSnapについて詳しく書いた記事はコチラ

物そのものはもちろんなくなるけど、僕のハードディスクドライブ(HDD)の中には、同じ画像が永遠に色あせぬまま保存されるのだ。

例えば、主春期の頃に聴きまくった洋楽のCD。曲はそのままHDDに保存してあるからいつでも聴けるし、当時曲を聴きながらジャケットの英語歌詞を目で追っていた頃の思い出も、ジャケットの汚れとともに、画像としてPDFになって残っている。データはもちろんデジタルだけど、ちょっとした傷や汚れのような「アナログ的」なものもキチンと残せるんだな。

そして写真は幼い頃から現在まで、すべてHDDに一覧となって保存されているので、いつでも簡単に見ることができるし、これをPicasaクラウドに上げれば、PCとネット環境があれば世界のどこからでも観覧できる上に、バックアップもとれてしまう(このPicasaについてはめちゃくちゃ便利なので、あとでブログに詳しく書こうと思う)

だから捨てる寂しさよりも、保存した安心感のほうが強いし、今までいろんな場所に分散していた物が、すべてHDDの中に整理してまとめられているため、より身近になった上に、いつまでも色あせない形で残すことができた「達成感」も感じたりするんだよね。


僕は人より思い出や物に執着するほうだと思う。だからこそ、今回の「捨てる」&「保存する」作業は、身軽になりつつ、思い出も残せたという点で一石二鳥な感じでよかった。同じように執着しちゃって物があふれてるような人は、是非お試しあれ。

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