【もやはげ会】草食男子の傾向と対策について
昨日、スイスイ社のやまぐちさんが主催する「もやはげ会(もてない山口さんを励ます会)」に行ってきた。もてないと自称する(僕はそんなことないと思うけど)やまぐちさんを励ましつつ、対策を考える会、というのが前提だけど、話は自然とみんなの恋愛談になってしまう。
集まった8人中男が僕一人という、女子会に一人部外者がぽつんといるようなアウェイ感を感じつつ、でもちょっとおいしいかななんて思いつつw、女子の恋愛トークに負けじと持論を展開(できただろうか?)
そこでやっぱり恋愛話になると必ず登場してくるのが、草食男子くんである。
女子に対して欲望を見せない。
誘ってこない。
話さない。
メールしても返してこない。
アプローチしても反応がない etc...
話を聞いている男子の僕ですら少しイライラしちゃうんだから、実際最前線で戦っている女子たちはさぞかしストレスをためていることだろう。
ただしかし、今を生きるいち男子として、「草食男子」はある意味時代が生み出した「必然」だと思う。ていうかそもそも、男ってそんなもの、なんだ。男が女より強いなんて、勘違いもいいところで、今の草食男子こそ、男の本当の姿。
とてもナイーブで、傷つきやすく、一度凹んだら回復まで時間がかかる。それが男です。
だから調子いい時はイケイケで行動も態度もどんどんでかくなるけど、一度調子狂うと急におとなしくなって家に引きこもっちゃったりする。存在が自尊心でできているようなものだから、それがなくなると極端に弱くなる。
まあ要するに男っていつまでも子供なんですわ。
今までは男が自尊心をキープできる「ネタ」はたくさんあった。戦争があった。経済成長があった。バブルがあった。まさに「俺が主役だぜ」な時代が運良く続いていたけど、バブルがはじけてそれは終わってしまい、バブル前の「ネタ」にすがることを前提にした教育を受けてきた男子は、時が経つにつれ行き場を失い、力を失い、もう土俵際まで追いつめられている。
だから今男は「裸」なんです。ナイーブで、傷つきやすい、素の状態なんです。
そんななんで、女子に攻めていけるわけがない。攻められるネタがないし、土俵際まで追いつめられてるんだから、攻めようがない。
攻められないなら、攻めないほうがいい。
↓
でも負けを認めるのは恥ずかしい。
↓
じゃあそもそも攻める気がないふりでもするか(←今ココ)
草食男子だろうが、肉食男子だろうが、生きる上での三大欲求は変わらない。当然「性欲」だって変わらない。だから草食男子が女に興味を無くしたわけではもちろんない。基本「やりたい」けど、そこまでのプロセスを戦い抜ける武器も力もない。それが現状。
だから、「女子に興味ない」とか「アプローチしても反応がない」とかいうのは、男の精一杯の「カッコつけ」なんです。そこのところを女子の皆さんにはよくわかってほしい。裸になって小さく震えている子供を包むようなやさしさで対応してほしい。
ここで「もやはげ会」の結論になるけど、けっきょく「女子のほうから行くしかない」ってことです。
それが嫌とかなんだとかいう話はもうできないところまできちゃってるんだからしょうがない。男がそうなったのではなく、時代がそうさせてるんです。だから好きになった相手が草食だと判断したら、いくしかないです。
じゃあ具体的にどういうふうに行けばいいか…。それは時間ができたらまた書こう。
てかもう昨日の会の様子がブログアップされてるじゃないか。→ 第2.5回 もてない山口さんを励ます会開催報告