ノマドワーカーにむけて【クラウド編】

「クラウド」とは、直訳すると「雲」。
データが雲の上（サーバ）にあって、ネット経由で同じデータを共有できる素晴らしい技術。これにより、場所や時間にとらわれず、自由に動きながら仕事ができる環境が急速に普及した。

簡単に言えば、どのマシーンでもデバイスでも、「同じ状態」を作り出すことね。ノマドワーカーには必需です。

この素晴らしいクラウドにワクワクしながら、僕も環境をどんどんクラウド化していった。

■メール
前から使ってた「Gmail」をそのまま使用。ウェブメールって元祖クラウドって感じね。

GmailのアカウントをiPhoneでもチェックできるようにしてあるので、メール着信はだいたいiPhoneに教えてもらってます。

■スケジュール
「iCal」というMac専用のスケジュール管理ソフトを使っていたので、Appleが提供する「Mobile me」というクラウドサービスに契約して、iMac、Macbook、iPhone、iPadで同期できるようにしている。

「Mobile me」は他にもメールや連絡先の共有や、iDiskという20GBのオンラインストレジがあるけど、あまり使ってない。

詳しくは→ http://www.apple.com/jp/mobileme/

■作業データ
「SugarSync」というサービスを知った時はホントに衝撃だった。こんな便利なものがあるのかと。

指定のフォルダを自動的に同期してくれるサービスで、僕の場合は作業中のデータを置いているiMacとMacbookのデスクトップを同期させるように設定している。このサービスがスゴイのが、作業中のファイルを保存した瞬間にクラウドにアップロードされ、指定されたPCに自動的にダウンロードされることだ。

外でMacbookで作業しデータを保存すると、自宅のiMacにも自動的に転送されるから、帰宅したらすぐにiMacで最新のデータで作業を再会することができる。つまり2台のマシーンでデータをコピーしたりする煩わしさや、間違って「先祖がえり」させてしまう危険性もない。そもそも「勝手に」同期されてるから、そういうことを考える必要すらない。

までも、この仕事だと数十メガのデータで作業する時もあるから、その時はアップロード・ダウンロードがちゃんと完了してるか確認しないといけない時もあるけどね。

詳しくは→ https://www.sugarsync.com/locale/jp/

■ブックマーク
FireFoxの「Xmarks」というアドオンを使って、iMacとMacbookでブックマークを同期している。ブックマーク同期も地味だけどスゴく便利ね。

詳しくは→ http://www.xmarks.com/

■エバーノート
その他に「Evernote」という有名なクラウドのソフトがあって、それをたまに使っている。これテキストや画像データ、更には音声ファイルまで、ありとあらゆるものを保存して、クラウドで共有できるソフト。PCでもノートブックでも、あとiPhoneなどのスマートフォンやiPadでも、無料でアプリをダウロードして使うことができる。

とりあえず思いついたアイデアをiPhoneとかで打ち込んでEvernoteに保存して、PCで確認したりとか、PDFや仕事関連のファイルもどんどんEvernoteにぶち込めば、きれいにソートしてまとめてくれて、どのデバイスでも確認（＆検索）できるのが便利。

実はこのブログの記事もEvernoteで書いてますw

詳しくは→ http://www.evernote.com/about/intl/jp/

■名刺
営業じゃないので、そんなもらわないし、使うことも少ないけど、捨てるわけにはいかない名刺。これは全部スキャンして、データ化して持ち歩いている。いい名刺管理ソフトを探してる最中なんだけど、とあるIT系の人が上記の「Evernote」で管理しているらしいので、僕も近々真似してみようと思ってる。

ちなみに「ScanSnap」という機器でスキャンしてるんだけど、これも凄まじく便利なので、これはあとで書こうと思う。

そんなもんかな？他にあったらあとで書き足そう。
ちなみに、クラウドの活用方法は小山龍介さん著の「クラウドHACKS!」という本に、すんごく詳しく書いてあるので、これからの新しい働き方を模索している人は必見。